導入事例

株式会社懸け橋は2016年から技能実習生の受け入れを開始しました。
とび職ということで採用は全員男性。

企業紹介

企業名 株式会社懸け橋
所在地 〒276-0015 千葉県八千代市米本2436-10
電話番号 047-455-8267
設立 2015年
従業員数 8名

技能実習生の面接まで

 

不安ばかりでしたよ。外国の人一緒に働いたことがなかったので。
ただ求人広告を掲載しても1ヶ月に1人も面接に来ないですし、仕事の依頼は増え続ける一方ですし、本当に困り果ててました。
知り合いにハイブリッド協同組合さんを紹介してもらい、渋谷区の喫茶店で詳しく話を聞いたのが一番最初です。
その時の営業担当の方がものすごく楽しかったのと、ベトナムに長い間住んでいたということを聞いて、正式にお願いしようと思いました。

ベトナムでの面接

 

ベトナムにはもちろん初めて行きました。ベトナムは思っていた以上に都会な感じがしました。正直言って、まだまだ発展途上国と思ってましたからね。
ただ日本語学校での面接に集まったベトナム人たちは全員素朴な感じで、真面目な印象を受けました。
その時は9名の候補者の中から3名採用したのですが、同時に9名も面接するなんて初めてのことなので緊張しました。
面接には3時間ほど要したのですが、あとから話を聞くと、3名の採用に対して3時間もかける社長を初めて見たと言われましたよ(笑)
面接の時に大切にしていたのは、笑顔と挨拶です。
基本的なことなんですけど、とび作業はチームプレイですから、基本的なコミュニケーションスキルが大切なんです。

入国まで

 

ずいぶん待ちましたよ。本当に歯がゆかったですね。
まだかまだかと担当者に電話しました。今思えば迷惑なくらい電話しましたね(笑)
初めて受け入れる会社は入国審査が厳しく、時間がかかると聞いていましたが、まさかこんなにかかるとは。審査にかかった時間は4ヶ月でした。
だいたいどこの会社でも時間がかかるみたいですが、弊社は設立間もない企業だったのでそのあたりのことも影響したのだろうと思っています。
ただ翌年からは審査時間が一気に短くなると聞いていますのでいまから楽しみです。

入国してから

 

今、ベトナム人3名と一緒に働いていますよ。みんな日本語が上手で仕事を覚えるのもものすごく早かったですよ。
日本人の若い人はすぐに辞めてしまう人も多いですが、ベトナム人たちは早く仕事を覚えて、もっとたくさんの給料をもらいたいっていう気持ちが強いように感じます。会社としてはありがたい限りです。

組合とのやり取りについて

 

まず一番驚いたのが担当者がベトナム語を話せるということでした。
さすが長い期間住んでいただけのことはありますね。
社員寮につれて行ってくれた時もきちんと通訳してもらえて、近所のスーパーマーケットに一緒に行ってくれたりとか、巡回の時に寮の掃除も一緒にやってくれたり、とにかくベトナム人との関係が強固でしたね。
かなり心強いです。

今後の展望

 

日本人の採用は今まで通りやっていきますが、ベトナム人の仕事に打ち込む姿を見ててもっと増やしていきたいと考えています。
組合の担当者と相談して決めていきます。